RAWファイルで撮影して画像編集の幅を広げる。

投稿者: | 2017年6月10日

RAWファイルとは


RAWファイルとはデジタルカメラのセンサーが感知した電子情報をそのまま保存したファイルです。




RAWファイルで撮影するメリット


情報量としては「RAWファイル>JPEGファイル」の関係があります。デジタルカメラのセンサーが感知した電子情報をJPEGファイルに変換することになります。RAWファイルからJPEGファイルへの変換設定にも多様な設定がありますので、RAWファイルで撮影することで画像加工の幅が広がります。JPEGファイルでの画像編集の幅はそれほど広くありません。

RAWファイルで撮影するデメリット


  • メモリー容量の限界

    RAWファイルは大きな容量を必要とします。メディア媒体で撮影できる枚数に限界があります。最近の名ディア媒体は、大容量の物でも比較的、格安で入手できるので、大きな問題ではありませんが、メディア媒体へ保存する前のカメラのキャッシュメモリーはそれほど大容量ではないので、高速連写をする際に限界が生じます。JPEG保存であれば、数十枚連写できても、RAWファイルだと数枚でキャッシュメモリーを使い果たしてしまいます。

  • JPEGファイルへの変換

    RAWファイルの情報をJPEGファイルに変換する際の設定を選択する必要があります。RAWファイルを扱う画像編集ソフトのデフォルト設定で対応しても良いのですが、作品の特性に合わせて設定を変えてあげた方がより良い作品ができますが、手間がかかります。

RAWファイルを編集する際の注意点


過度な編集は、現実味のない写真になってしまいますので、注意が必要です。

RAWファイルが適しているケース、適していいないケース


  • RAWファイルが適しているケース

    物取撮り
    風景写真
    モデル撮影
    夜景

  • RAWファイルが適していないケース

    連写する場合(動きが速し試写体を作成する場合)
    あまりこだわりのないポートレート撮影

アイキャッチ画像のRWAファイルをデフォルト設定でJPEGファイルにした場合


アイキャッチ画像のデフォルト設定での画像は下記画像の様に、赤みがなく紅葉観がありません。

RAWファイルを扱えるソフト


RAWファイルを編集できるソフトをご紹介します。

 
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