一眼レフカメラでは、Tv Av ISO の設定により写真の出来が大きく変わります。
TV
シャッタースピードを優先して設定を行うモードとなります。
◎静止物
Tv：1/100以上の速さ
◎おとなしい子供
Tv：1/300以上の速さ
◎はしゃいでいる子供
Tv：1/500以上の速さ
天気の良い日中でも、Tv：1/1000で撮影すると真黒な画面が撮影されます。
AV
絞り値を優先して設定を行うモードとなります。
絞り値はF値で設定され、数値が低い程フォーカスが一点に集中し、数値が大きい程、画面全体にフォーカスが当たるようになります。
◎室内で物撮りをする場合
F:7～11
ISO
センサーの光感度を表した数値です。映像を電気信号に変換する際に、電気信号を倍増することで、感度を強化しています。数値が大きくなるほど倍増度が高くなりますが、信号の歪みも大きくなりノイズが発生します。数値が小さいとノイズが少なくなり、大きいとノイズが多くなります。
ISOを小さくすると
ノイズを抑えることはできるが、シャッタースピードを十分に設ける必要があります。
・天気の良い日
・三脚での撮影
ISOを大きくすると
ノイズが大きくなるが、シャッタースピードを早めることができます。
・動いている被写体を撮影する場合
・暗闇で撮影する場合
室内の物撮りでISO500以上の設定では、ノイズが目立つようになります。
ISOを低くすることで、写りがよくなると思い込み低い設定にしていると、天気が悪い時などは、ピンぼけが多くなります。明るさに応じてISOを設定する必要があります。
高速で移動する乗り物の撮影
電車、自動車、飛行機等の高速で移動する乗り物は、シャッタースピードを１／１０００秒以上に早め、ISOも８００以上に設定します。
ファインダー内の汚れ
カメラは精密機器だと思い知らされました。野外でレンズ交換をした際に、誇りがファインダーに入ってしまいました。草原で交換したのが失敗でした。普通に撮影しているかぎりでは、あまり気にはならないのですが、白い壁や、青空の飛行機を撮影すると埃が確かに写っています。ブローすることでセンサーの汚れは落ちましたが、ファインダーの汚れは残ったままです。レンズ交換は、埃やゴミがないきれいな場所でした方がいいです。